体験談受付日 2019年 3月 2日
三心会会員―康復会会員(六元気ん)(男性)
病歴=初発 大腸がん、肝臓転移 (2013年 、70代前半、ステージ4 開腹手術)
8ケ月後 肝臓転移 (2014年 開腹手術)、
2年後 肺転移(2015年 1か所 胸腔鏡手術)
<経緯>
私、康復会の会員の「六元気ん」です。
私は昨年12月に5年表彰を受けました。
今を去ること5年半前、70代前半のとき、市が行う健康診断でステージ4期の大腸がんを宣告されました。肝臓にも転移しており直ちに両方の手術を行いました。
そして三心会に入りこれから気功をやろうというとき、再度肝臓に転移しました。
この手術は肝臓のど真ん中に病巣があったため、医師の特段の配慮で東京の大病院を紹介されました。そこでの手術は11時間に及ぶ大手術で、術後集中治療室で2泊3日を過ごしました。
退院後再度気功を始めたところ、検診で今度は腹膜に転移し、また膵臓、大腸のリンパ節が怪しいといわれ愕然としました。
この時はもう手術はできないので抗がん剤治療に代わりました。
予定では一週間おきに12回点滴をする予定でした。一回目二回目は、副作用は大したことなかったのですが、三回目に参りました。
そこで忍耐力の乏しい私は、先生に頼んで一時中止としました。最もその後再開はしませんでしたが。
治療をやめて気功、琵琶の葉温灸等々がん治療に効果がありそうなことは片っ端からやってみました。このころは、起きている時間、食事洗面、風呂以外の時間は全てこのようなことを行った日々でした。
しばらくして MRIを行ったところ前に指摘された件は全てクリアーしていました。
その後肺に一か所転移が見つかり(呼吸器科の先生は1か所でよかったねとおっしゃいました。これも気功のおかげと思っています)胸控鏡手術を行いました。
それから今日まで3年間の検診では異常がない状態が続いております。先日(2月26日)、先週行った、血液検査、CT、内視鏡(上部、下部)の結果を聞きに行きました。
先生が「すべて問題がありません。あなたのような例は全くまれで、よくなって良かったですね、先生もうれしいよ」とほほ笑んでくれました。
今思うと郭林新気功の効果はもとより、闘病中常に郭林新気功をやっているから大丈夫ということが心の支えになってきたのだと思います。
三心会で最初にお会いしたときKazzy先生から「僕と同じ経過だから大丈夫、一緒にやりましょう」と言っていただき本当にうれしかったです。
今日あるのは病院の先生やスタッフの方々、家族、友人、そして郭林新気功の先生方や仲間の支えがあったからと感謝をしております。
これからも油断せずやってゆきたいと思っております。お世話になり何のお返しもできない私ですが、もし参考になればとつたない文章を投稿いたしました。
ペンネーム「六元気ん」は「たくさんの元気」と「6弦琴すなわちギターのこと」を重ねた造語です。
<日常の生活と食事について>
ここで気功以外の日常の生活についてお話ししたいと思います。自分は医学、栄養学等もろもろの知識がない全くの素人です。
ここに記載することは、書籍やインターネットで書かれていることを参考に自分なりの解釈で行ったものであることをお断りしておきます。
生活の中で最も重視したのは、免疫を低下させず向上させることです。
例えばストレスには良いストレスと悪いストレスがあるといわれていますが、テレビや新聞等の事件や、スポーツなどの勝負事でイライラドキドキするようなものはなるべく避けました。
また、社会生活の中でいろいろ人との繋がりがありますが、例えば加入していたサークル等自分が面倒くさいと思うことは、わがままを言って休んでおりました。
食事ですが、これはいろいろの情報があり試行錯誤の連続で料理を作る家内が協力してくれましたが大変だったと思います。
例えば玄米食について、ある人は消化が悪いから避けたほうが良いと言い、一方玄米はがんに良いと言います。また乳製品は栄養があるから進んで取りなさいという一方だめだという人もいます。
いろいろな情報をかき集め食べてはいけない食品を羅列したら食べるものがなくなりそうでした。
私が考えたのは、ある食品が良いという意見と悪いという意見、それはなぜなのかを素人ですが自分で考え納得したものは食べ、納得できない物は避けました。
人それぞれ病状、体質等に個人差ががあるわけですから、普遍的な良し悪しは考えられないのではないかと思います。
私はお酒は飲めませんが大の甘党です。甘いものはだめだと言われると余計に駅中の商店街、スーパー、コンビニ、ケーキ店のショーウィンドーのおいしそうなケーキが目につきます。
そこで考えました。甘いものがカン患者にとってなぜいけないのか。物の本に「がん細胞は糖分が大好きで食べて成長する」というのがありました。
そこでイメージです。「ケーキを食べたらがん細胞が正常な細胞を押しのけて食べまくっている。」こう考えてからは目の前で家族が大福やあんパンなどを食べていても平気になりました。
自分がやってきたことのほんの一例ですが、誰かが良いといったから食べ、悪いからと言ったらやめる。その前になぜかよく考えたらよいと思います。
自分に合った食事を取り体力を向上させることが健康回復に重要なことと考えます。
(六元気ん)