自然行功をしている間に良い考えが浮かんでくることがしばしばあった。
当時は自転車も入れない安全な所というべき公園で早朝の開園前に練功していたので、一周600mほどの公園歩道内にいる人は数人程度、ヨガでは立つポーズでも気分良く目をつぶって行っていた関係か、
同じ場所で歩き慣れるに従い、自然と自然行功でも通常は目をつぶり、時おり(数歩から十数歩ほど歩くごとに)目を開けて行なっていた。
仕事柄、解決できなければ賠償金支払、時には数億円以上などという案件も抱えていたが、土日に自然行功をしている間に解決策のヒントが浮かび、帰宅時にはストーリがまとまることも多く、自然行功をして良かった。
リラックスして歩きながら問題案件に集中できたことで、歩くことによる創造性のアップ(『1日1万歩を続けなさい』)と、風呂などでリラックスしている時にアイデアが閃いた(山中教授)という双方の効果が相乗的に働いたのではと思っている。
なお、時おり目を開けて自然行功を行う、ということに関して郭林先生は自書(99頁)で自然行功中は「自分の判断で目を開けてもよいし閉じてもよい」と書いています。
私自身のことなどを率直に書きましたが、初心者の方は、安全な所で練功できる人でも、目を瞑りたい気持ちになるまでは、ちゃんと目をあけて自然行功をして欲しいと思っています。
「郭林新気功の良さ」(その12)
規則正しい単調な動作の繰り返しで自然とリラックスできる自然行功は普通に歩くことよりアイデアを生み出す力、創造力を格段にアップさせることができると感じている。
(その12)完、次回(その13)へ続く(マル夫)
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