「ガンを治す大事典」を読んで、私の胃がんを治す事が難しいことを知る。
腸閉塞入院の心配が少なくなると、肝臓の小がんがいつ大きくなるか、他に転移が生じないかという不安が広がってきた。
一方、通院中の病院ではがん対策としては定期的なCT、超音波などの検査、抗がん剤5-FUの処方だけで、がんが治せるという話は全然出てこない。
この頃「ガンを治す大事典」(帯津良一先生編著、1991年版)を購入した。
帯津先生は東大第三外科でがん治療にあたっていたが、部分的ながん除去主体の医学に限界を感じたとのこと。
がん治療には、ホリスティク(全人的)医学、中国医学(漢方薬、ハリ・灸、気功)の活用など「身体」「気」「心」に対する総力戦が必要と述べている。
「心」(心理療法)では1番目に伊丹先生が開発した生きがい療法が紹介されている。
手術説明会で聞いたことなどをこの本にあてはめれば、私自身の胃がんの状態は『非治癒切除』で退院後の再発の可能性も高いが「手術後の再発予防のための経口抗がん剤(5-FU)については多くを期待できず」とのこと。
通院時にがんが治せるという話が全然出てこないのも当然と思った。
「郭林新気功の良さ」(その6)
郭林新気功は、歩く気功でがんを治すというのが最大の特徴だが、「西洋医学も活用して自らの身体の状態を知れ」と郭林先生は言っている。
「ガンを治す大事典」を読んで漫然と通院していても私の胃がんを治すのが難しいことを知ったことは良かった。
(その6)完、次回へ続く(マル夫)
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