体験談受付日 2019年4月12日
(マル夫の手違いでUPが遅れた点、すみません)
体験談第2版受付日 2019年6月22日
末尾の「追記」部分を追加、下線部を改定
三心会会員―康復会会員 (K.N.)(女性)
病歴 初発 乳がん(1999年、手術、抗がん剤)
再発 リンパ、肝臓転移(200
1年、抗がん剤)
再再発 肝臓のみ転移(2008年、抗がん剤)
1999年、40代半ばで乳がんを発症、手術と抗がん剤治療を受けました。(当時はセンチネルリンパの方法がなく、左鎖骨、脇リンパを摘出したため、後
にリンパ浮腫に悩まされる。)
2年目の200
1年には、肝臓、リンパに遠隔転移し、
翌年、2002年に三心会の講師のかたとの出会いがあり、また、ちょうど中国の先生方が来日され、東京での講演会を体験してからの入会となりました。
偶然にも毎週火曜日の講習会の日が東京の病院での治療日になっていて、静岡からの参加が可能だったのです。
入会前に認可されたばかりの新薬ハーセプチンの治療に希望をつないで東京の病院に移り、通院治療を始めたところでした。
早朝に東京の病院へ出かけ、血液検査を受けた後、一時病院を抜けてお昼の三心会の気功教室に参加し、練功した後に病院へ戻り治療していました。
3時間半の点滴治療を終え、夜に静岡に帰るというスケジュールでしたが、気功教室での気場の効果と練功により気血の巡りが良くなり、また気持ちも楽になり、その結果、抗がん剤の副作用が軽減されたのだと思います。
しかし、抗がん剤と次の抗がん剤
までに副作用で体調が戻らず(4週間連続で、1週間休むというサイクル)、その体調管理には難しいものがありました。
それでも早朝、夜明けとともに練功をし(自然行功)
のみの後は自宅に戻り2時間から3時間ぐっすりと休むというやり方でした(体の中で充分に気化できていた)。練功と気化(休み)を含めトータルで気功をしたことになり、これが治療と気功
が両立でき、
また自分自身で治していこうと前向きになれた事が精神的にも救われた
のだと思います。
5分5分と言われた治療効果が徐々に表れ、2006年には腫瘍部分が縮小、石灰化したので、しばらくはハーセプチンのみの治療となりました。
しかし、2年も経たない内に、2008年には肝臓に再再発となり、前回と同様にハーセプチンとパクリタキセル併用治療が始まりました。
幸いにもこれも徐々に効果が表れ、縮小、石灰化していきましたが、長年のハーセプチン投与の影響で薬剤性心筋症と診断され、2015年には、これ以上の抗がん剤治療は無理ということで中止せざるをえませんでした。
今のところ腫瘍部分は、1cm以内にとどまり、石灰化しているとのことですが、ここ4年程は経過観察となっています。
郭林新気功を、中国への2度の訪問を含め16年という長い間、幸運にも続けてこられた訳ですが、これからも気功を
中心に円軟遠の精神を心がけ、日々を過ごしたいと思います。(K.N.)
追記
食事療法には難しいところがありますが、特に治療中は気を付けなければと思いました。
再発時にはまともに食べられない事もあり、その時には食べられるものを食べており、ただただ体力、免疫力が落ちない様にしていました。(定期的に温泉療養に出掛けていて、当時大勢の方々が玄米菜食に取り組んでいるのを見聞きしていた)
しかし、再再発してからは、さすがに本格的にやらなければと感じ、徹底的に玄米菜食を始めました。
1年程続けましたが、しかしこれが大切な治療継続を困難にさせました。体力の低下、極度の体重減少、治療に必要な白血球がなかなか戻らず、点滴が出来ないことが多くなりやむなく断念せざるを得ませんでした。
少しずつですが元の食事に戻しつつ白血球の回復に努めました。極端な食事制限は危険だと身をもって感じました。
(K.N.)