2025年4月1日火曜日

三心だより2025年4月号(P子)

  三心だより2025年(令和7年)4月号

京都教室で1年功を受賞され一言メッセージを寄せられたSUNさん、
3年功のLOVEさん、シャーリーさん、5年功の水仙さん、10年功のやすみんさん、みなさまおめでとうございました。そして寄稿ありがとうございました。

題字 は郭林新気功の事務のノースポールさんです。
みなさまありがとうございました。

追記:字が読みにくい場合は、お手元で拡大したり縦横を変えるなどしてください。
スマホで見る場合(モバイル版)では1月号の画面をタップ(叩く)
などして画面を大きくするとお手元で拡大できます。   (P子)





2025年3月27日木曜日

私の吐音功記念日   (リリーw)

吐音功を教室で教わってから、丸一年が経ちます。
私は午前中に急ぎの用事がない限り、日々の練功に取り入れています。


初めて習った時、これは人目が気になり多分できないな、と正直思いました。
でも、毎日続けていらっしゃる講師の先生方のお話を聞き、とにかくやってみて、それからまた考えよう、と習った次の日から始めました。


場所はいつも練功する公園にある小高い塚の頂上。
正直、ご近所にご迷惑でないといいな、という思いが心のどこかにありました。
しかしまた一方で、吐音功はとても気持ちの良い功法だな、ともやるたびに感じていました。


その吐音功の最中にある出来事がありました。
この2月の終わり頃です。


ある朝公園でいつものように声を出していると、話しかけられました。
ついに苦情(>_<)、と思い声の方を見ると、ご婦人が私の方を見ながら、いい声だねといつもご主人様と話している、と仰っています。


最初は耳を疑うだけでしたが、そのご婦人は続けて、男の人かと思っていた、聞こえてこないと今日はどうしたんだろうと心配していた、と。
周りにご迷惑でないか気になっていたと伝えると、「とんでもない、これからも続けてください」とのこと。


私の吐音功記念日。
空耳だと思っていましたが、声を出している私の横で、そのご婦人は開口一番、「あなたの声が好きです」と声をかけてくださったようなのでした。
短い会話のあと、三開合をして信じられない気持ちで吐音功再開。


なんとも言えない、気功にまつわる思い出深い日となりました。
(リリーw)


2025年3月8日土曜日

免疫力急上昇(岡山すばる教室 チャコ)

3月7日は、まるこ先生をお迎えしてのリアル教室!

1月、2月は寒波の影響も有り、メンバー3名だけの寂しい教室だったのですが、今月は8名の参加者。
なんだか、気場も上がりそう。

午前中は、健康セミナーに続いて、1、2、3歩点功の講義とミーティング。
午後からは1歩点功と昇降開合の実技の、お勉強でした。

1歩点功は、まず、横移動の形のままで、足の点の位置と打ち方。
次に手の位置と労宮への指の当て方。
腰、首の回し方。部分練習をしっかりした後で、さあ、歩いてみましょう!
あら~ビックリ!たった10分程の基礎練習で、初めての人も上手に歩けました。

続いて、昇降開合です。

あらあら、先輩メンバーさんも、頑張って!リアル教室を、お休みしている間に、自己流、自己流!正しい形に直しましょう!

「合掌は、印堂の位置ですよ~。おでこを遥かに越えた位置は下げて、下げて!」

「顔を洗うようにしての時は手のひらで洗いましょう!合掌の形では洗えませんよ~」

「壇中に手のひらを向けた時は胸キュンではなくて、胸と手のひらの間を空けておおらかに!」

爆笑の中で一つ一つ丁寧に直せました。

3ヶ月会っていなかっただけなのに、zoomの復習会で会った人もいるのに…。
それでも、いつから会っていなかったのだろう、と云うくらいな盛り上がりかた

まるこ講師のもと、1日中、爆笑に継ぐ爆笑!免疫力急上昇の教室でした。
まるこ先生、ありがとうございました。
zoomの復習会では、しっかり、注意点を押さえて、頑張ります。
(岡山すばる教室  チャコ)




2025年3月1日土曜日

三心だより2025年3月号(P子)

  三心だより2025年(令和7年)3月号

水戸教室で1年功を受賞され一言メッセージを寄せられたしらうめさん
おめでとうございました。そして寄稿ありがとうございました。
よっちゃん(水戸教室) みやさん(水戸教室)のご協力を頂きました。
題字 編集部EH
みなさまありがとうございました。

追記:字が読みにくい場合は、お手元で拡大したり縦横を変えるなどしてください。
スマホで見る場合(モバイル版)では1月号の画面をタップ(叩く)
などして画面を大きくするとお手元で拡大できます。   (P子)

   

 

2025年2月17日月曜日

郭林新気功の良さ(その36)まとめ編その8全編完了(マル夫)

  前回、科学的データはあると述べましたが、郭林新気功は一種の免疫療法という郭林先生の弟子が述べる自分の身体の底から力がわいてくるような感じ(何先生)や体力増強感などを裏付けるほどのコメントは1997年時点ではありません。

 その後4半世紀が過ぎました。
 この間、脳科学や精神医学は飛躍的に進展し、特に脳内で働く神経伝達物質等の研究は格段に進みました。
 前述の研究で、自然行功後などでβーエンドルフィン、ドーパミン、ノルアドレナリンは増加傾向を示した、とあるので下線部のものに関して現時点で調べてみました。

 β-エンドルフィンは、脳内で働く神経伝達物質の一種で、高揚や鎮痛、抗ストレス作用を担っており、β-エンドルフィンが分泌されることで、幸福感や気分の高揚、鎮痛効果などが得られる、モルヒネと同じような作用をするため「脳内麻薬」とも呼ばれている、とのこと。

 ドーパミンは、 脳内で主な神経伝達物質として働く一方で身体の隅々における末梢(まっしょう)でも多くの機能を担っているとのこと、例えば、腎臓をはじめとする内臓における血管の拡張や、消化管における副交感神経への作用で胃の運動を緩和するなど。

 また、ドーパミンの効能として、幸せな気持ちにさせる、集中力がアップする、ポジティブな考え方ができるなどが言われており、ヒトや動物を行動に駆り立てる「快楽物質」として認識されている、とのこと。

 マル夫の願望的想像では、郭林先生のいう「」、「練功中に自然に身体の中に生まれる「内気」」にはこれらの脳内麻薬、快楽物質などの内分泌物質が含まれているのではなかろうか?と考えます
 
 練達の気功師がわずか30分の模範演技で楊貴妃に豹変できた(10月10日付けブログ参照)のは大量の「脳内麻薬」や「快楽物質」を生み出せたからでは? 

 こう考えると、唐の楊貴妃は気功をしていたという史実も理解できます。

 また、たくさんの「内気」を生み出すには心身のリラックスが必要(郭林先生)ですが、自ら生み出した内気によって心身が健康になり、若さや美しさの維持も可能になるという好循環がえられるのでは?とも思います。
 そのためには(何先生の言う)心身のリラックスが最優先という事も納得です。


萬田靖武先生・萬田紀子先生

 最近の抗がん薬剤などの開発の進展の結果、がん医療費などの高額化とその負担をどうするか、などが最近話題になっています。
 今後もがん医療費はますます高額化するだろうことが考えられます。

 一方、郭林新気功は練功中に自然に自身の身体の中に生まれる「内気」を働かせるので自然行功などができる服装、靴などの装備があれば十分なため、けた違いに安価です。

 最近では、米国の先端がん医療機関では心の健康のためにヨガも取り入れているとのこと、また、針灸や漢方薬などの東洋医学にも光が当たり始めており、医療費問題などから遠くない将来、郭林新気功にも再び光が当たる可能性もあります。

 残念ながら東京教室(三心会、康復会)は今年いっぱいで閉じることになりましたが、自分自身で行えるのが郭林新気功の良さであります。

 自然行功をはじめ気功の素晴らしさを実感し、長きに亘り日々の暮らしに採り入れている講師陣や多くのベテランの方々は、これからもずっと続けていかれることでしょう。

 また、まさに今、がんと真正面から向き合っている方々には、何としてもがんからの健康回復を目指すため、今後も自然行功はじめご自分に合った気功に励んでいただきたいものです。

郭林新気功の良さ(その36)まとめ編その8全編完了

 郭林新気功(特に自然行功などの行功)は
 心身をリラックスさせた状態で練功することを習得できれば、
 自ら生み出した内気によって心身が健康になり、
 若さや美しさの維持も可能になるという格別の効果がある。(マル夫の理解)。

これでまとめ編も終了し、全編完了します。長い間の読了ありがとうございました。

謝辞:最後に、
 萬田靖武・紀子先生は、多大な私財を投じて中国から講師を何年もの間に亘って招き、自ら郭林新気功を習得し、指導法についても研究を重ねて、志を同じくする方々(指導講師)とともに多くのがん患者のがんからの健康回復を目指してこられました。
 その恩恵にあずかったマル夫としては感謝の言葉に尽きません。
 
 さらに、萬田靖武・紀子先生は、がんからの健康回復を実現された方を優秀な指導講師として育成して、それら指導講師がさらに多くの方々にがんからの健康回復を実現するという形で、郭林新気功の普及に長年邁進されてきました。

 萬田靖武・紀子先生に感謝し、郭林新気功の良さ全36編を捧げます(マル夫)。 







2025年2月16日日曜日

郭林新気功の良さ(その35)まとめ編その7(マル夫)

 今まで郭林新気功の良さと題して縷々、述べ、経験的にはそれなりの自信を持って論じてきましたが、長年に亘って科学技術分野で研究、調査などに携わってきたマル夫としては今一つすっきりしない気分です。

 萬田靖武先生が、伊丹先生や東工大の樋口先生などの指導を得て、郭林新気功の医学的な効果を検証して1997年9月刊行の『国際生命情報科学会誌』に掲載された論文『郭林新気功における内分泌及び免疫能の変化』を紹介するとともに次回(その8)では若干のマル夫の願望的想像?なども補足させていただきます。

 論文(抜粋)には、郭林新気功の自然行功と中快功を40分間練功し、その前後における内分泌及び免疫能の変化を測定した、その結果、βーエンドルフィン、ドーパミン、ノルアドレナリン、CD4/CD8、ナチュラルキラー(NK)細胞活性は増加傾向を示した、とあります。

 また、血漿コルチゾール、アドレナリンが減少していることから、郭林新気功を練功することによりストレスが緩解し、交感神経活動も低下することが推定される、ともあります。

 歩く気功の熟達者のNK活性(がんに対する抵抗力)は、その実行後に高まると伊丹先生の本にも紹介されており、力を抜いて歩くことによるリラックス効果、歩くことによる免疫能の向上、などが紹介されています。


 個人的にも親しくして頂いたDさんは、以前「私も東工大の先生たちに気功の実演をした結果、良いデータを示すことができた」と言っていました。
 Dさんは1996年6月に三心会に入会したとのこと。
 わずか1年ほどで熟達者のレベルになれたとは、1期の講師になって活躍された方は違うと改めて驚きました。

郭林新気功の良さ(その35)

 郭林新気功にもストレス緩解やナチュラルキラー(NK)細胞活性(がんに対する抵抗力)を裏付ける科学的データはあり、1年ほどの集中的練功で熟達者になれるという結果もある

2025年2月15日土曜日

郭林新気功の良さ(その34)まとめ編その6(マル夫)

 まとめ編ではウォーキングによる効果との比較を主に述べてきましたが、ここでは郭林新気功のなりたちに戻って述べます。

 郭林先生は、自書に「自らのガンを克服するため、数十年来の気功鍛錬の実践などと気功と現代医学を結合し、旧気功法を改良して、郭林新気功を創立した。」

「動と静とを兼ね備えた歩行式操練法(行功)を創造した。「行功」による病気の治療こそ本療法の特色である」と記載しています。 

 元々、身体も呼吸も心も調和が保たれることを目指した旧気功法をベースに創立。

 創立して50年後の今日、万病に効果があると最新の医学研究者が認めた(『1日1万歩を続けなさい』)ウォーキングを気功法の観点から学びやすく鍛錬しやすいような単調な動作の繰り返しとして取り入れた自然行功などを考案した。

 郭林先生は、郭林新気功は一種の免疫療法であると述べ、その長所として第一に経済的であること、第二に病を退け、身体そのものを強くすること、第三に寿命を延ばし、長生きすることと述べている。

 ある期間真剣に練功を続けて健康を回復し、その後も練功を続けている諸先輩のことを考えると納得です。 

 上記の長所は、通常の医療で健康を回復した場合を上回るものと思えるが、
 これらに加えて、郭林新気功は食事に対する制約が少ないので、健康回復後は食事その他でも一般人と同様で良く、交際(食事会)などに対する支障が少なく、生活の質を保てるという利点もあることを強調しておきたい。 

「郭林新気功の良さ」(その34)

 郭林新気功で健康を回復すれば、病を退けて身体そのものを強くでき、寿命を延ばせることに加えて食事に対する制約が少なく、生活の質を保てるという利点がある(マル夫の理解)。