44歳(1993年)で康復会の一期生として入会。
現在まで30年を超えて健康です。
振り返ると出会いに恵まれて幸運だったと思っています。
紙幅の関係で三心だよりにはお名前などしか挙げていませんが、以下に述べます。
<毎日練功した?のK丸先生>
K丸先生は萬田紀子先生が『がんに克つ私の体験』で唯一紹介した伝説の講師で、最初から6年間、萬田先生ご夫妻と一緒に郭林先生の直弟子の方の指導を受けて郭林新気功を勉強した方です。
康復会は、当時は月2回、日曜日の開催、他の先生方もいられたと思いますが、以下の理由でK丸先生が記憶に残っています。
小柄でにこにことした方ですが、挨拶が「(教室のない日に)毎日練功していた?」と言うもの。
このため、気分がのらない日も練功せざるを得ず、「はい」と言っていました。
輪になって自然行功をしている際も手や足の動きがおかしいと、そばに来てピシッとたたいていました。まるで、座禅を組んだ際に姿勢が崩れると棒でたたくという感じ。
おかげで毎日練功していく中で力も抜けて気分よく行えるようになっていき、練功しないと気分が悪くなるというようになりました。多分、よく入静できていたのでしょう。
いつ頃からか、K丸先生から自然行功の動作などについて指摘を受けなくなりました。
しかし当時の私の動作は、手の位置が標準からかなり高いなど相当なずれがありました。
これは最近聞いたことですが、ある講師が私の動作を見て、K丸先生に「マル夫さんの手の動作は問題があり、指摘をして修正させるべきでは?」と聞いた所、「マル夫さんは、修正させなくてもよい」と答えたとのこと。
多分、よく入静できていたためだろうと思っています。
郭林先生は自書で、入静度が高いほどたくさんの内気を生み出すことができ、気功をした効果が高まると言っています。
『郭林新気功の良さ』(全36篇)という別の連載ブログに単にがんからの健康回復のみならず、創造力、集中力の向上や迅速な気分転換など心の制御ができて、仕事などにも役立ったと紹介していますが、これらも入静度の高さから生まれてきたものだろうと思っており、入会後の早期にこういった指導を受けたことに大変感謝しています。
<教室仲間のOさん、かのりん女史>
私の入会後、すぐにOさん、かのりん女史が入会してきました。
2人とも私よりも重症で、私より真剣に郭林新気功に励んでおり、共にがんからの健康回復という結果を出しました。
特にOさんは、私と同様に胃がんで胃全摘をされていたが、大手企業で数十人のメンバーを抱える研究開発部長。
奥様が作った野菜の煮物、卵、魚など栄養と消化に配慮した弁当を昼、夜と2食持参して出かけて、早朝練功の他に昼休みや夕食休み練功をするというスタイルで健康を回復され、一期の講師養成講座も受講された。
私にとっては、目標となる方だった。
毎回、これら2人の方と種々話し合う機会は得難いものだった。
仲間がいれば励ましあって頑張れるというのを実感しました。
<年功式>
入会して数年後、5年の定期健診で抗がん剤不要となり、仕事のリストラに伴い、難関の国家試験の受験を目指したことに伴い、教室には行かず、もっぱら一人で自然行功をしていたが、年1回の年功式にはできるだけ出席するようにしていた。
旧知の方々や新しい方々と種々話をする機会はありがたかった。
前述のOさんは、私の25年の年功式に出た際、最初の何年か毎日練功を続けることが出来たのは、萬田前代表とK丸先生から叱咤激励されたことが大きい、また、紀子現代表とウーさん先生からはくつろぎを与えられた、と述べています。
<萬田紀子代表>
萬田靖武・紀子ご夫妻には、入会後毎年、年賀状を出してきました。
入会後10年、54歳でがんは完治と言われたが、毎年のように紀子代表には年功式でお話を伺っていました。
57歳のときに、定年(60歳)まで働きたいなどの目標達成を見越して、願望も込めた新目標「70歳まで現役」を立て、ご夫妻あてに感謝のお手紙を出した。
この手紙が三心だよりに掲載されたので実現化の必要を強く感じ、旧知の知人などの協力も得て定年後も働ける所を紹介され、結局73歳まで現役でいられた。
また、2016年の秋、遠方に住む弟から「腎臓がんの疑い」と聞き、弟に自然行功だけでも教えなければと思い、萬田紀子代表に電話でお願いして三心会で自然行功の行い方を学び直すこととし、何回か参加させて頂いた。
ここで、三期講師養成講座の話を聞いて受講、インストラクターを終了し、東京教室ブログ担当となった結果、自らの健康維持に一段と気を付けるようになり、現在に至っている。
感謝!感謝です。
<ウーさん先生>
ウーさん先生は、長い間、康復会の主導講師をなされており、紀子代表が体調不良で年功式に出られなくなってからは、他の講師の協力も得て年功式を主催されてきている。
私は、最近は年功式には毎年出席しており、練功を続けて健康を維持する大きな動機づけにもなっており、感謝、感謝です。
また、会員向けに行われた郭林新気功のお話などでも、毎日、所定の時間に家をでて自然行功を行うなど、講師としてご自身の生活を律するなど素晴らしいと思っている。
他にも感謝すべき講師の方などいますが、割愛させて頂きました。
(マル夫)
0 件のコメント:
コメントを投稿