2024年9月28日土曜日

郭林新気功の良さ(その2)入院中の出来事(マル夫)


歩くと腸が元気になることを体感
 当時、病院では手術後すぐに歩くことを推奨しており、良く歩く人から先に退院するとのことであったので、
 私も集中治療室(ICU)から出た後は点滴棒を持って廊下を毎日2~3kmほど歩いていた。

 朝と昼にナースが聴診器で腸の音を聞きに来て、毎回「大変元気」と言われていたが、風邪で2日間寝ていた時は「音が聞こえない」と言われた。
 そんなに違うのか、と驚いた。

胃全摘後の再入院者に会って元気を頂く
 一方、この病院で14年前に胃がんで胃の全摘手術を受けた人が、今度は食道がんになったので手術を受けるとして同室に入って来た。
 その方は胃が無いのに普通食をパクパク食べており、胃がんで胃が無くても普通に14年は生きられるのだ、とほっとすると共に元気を頂いた。
  
<郭林新気功の良さ>(その2)
 冒頭に書いたように、歩くことが腸を元気にすることを直接的に体感できた。

 当時、胃を無くした私には腸の活性化が重要という認識だったが、今日、腸は免疫力の重要器官と認識されており、郭林新気功は腸を活性化し、ひいては免疫力を高める、と思える。

 なお、郭林先生は自書『新気功療法によるガンの予防と治療』の冒頭で「新気功は免疫療法」と述べています。
(その2)完、次回(その3)へ続く(マル夫))
 追伸:今後しばらくは毎週3回(火、木、土)または2回(火、土)、連載を投稿予定です。

2024年9月21日土曜日

「郭林新気功の良さ」(その1)入院から胃全摘手術まで(マル夫)

 『道は開ける』を持参して入院
 過去の失敗にくよくよし、取り越し苦労の多かったマル夫としては、これらを改めることが重要と思ったので入院の際には『道は開ける(HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING)』と日記帳を持参し、この本を熟読することにした。

 『道は開ける』には、第一に『今日、一日の区切りで生きよ』とあり、過去の苦悩や明日の心配とは縁を切れとあり、
 第二に『最悪の事態を予測せよ』とあった。

 私にとって最悪の事態とは胃がんで逝去することだろう。
 両親に先立つのは最大の親不幸だが、両親には妹家族が近くにいるし、弟夫婦もいる。
 妻と小学生の2人の娘は、ちっぽけだが自宅や生命保険もあるし、何とか生活できるだろう、
 と考えると気が楽になり、天命に従おうと思えた

 また、この本には悩みの副作用、それらを予防する多くの体験談などもあり、気持ちが前向きになった。
      


暗い手術説明会で「当面の社会復帰のための手術」を宣告され5時間の大手術

 手術の2日前に「手術は当外科随一の腕の立つ先生が直接執刀するので安心して下さい」と言われたが、手術前日の説明会に行くと非常に暗い雰囲気だった。

 その直前に手術検討会が開かれていたようだった。
 それまでの医師陣からは今が手術の最後の好機で特別な問題はないと言われていたが、まるでTVのドクターX(執刀医)から周囲の医師らが問題点を見落としており一括された後のような印象。 

 執刀医からは「当面の社会復帰のための手術を行う」と言われた。
 内科ではがんだと明言されていたが、ここでは「がん」という言葉は出なかった。

 がんだと先刻承知していたので、問題個所は全て切除してほしいとお願いしたが「肝臓にも血肉腫(小さながん)があるが現時点では手術は不要」とのことだった。

 手術日には妻の他、郷里から父が来た。弟も出張のついでにと来ていた。近くに住んでいる従姉も来た。

「当面の社会復帰」ということは、次に入院するとあの世行きかと危惧したが、両親を見送るまで、2人の娘が大学を出るまでは死ねない、と強く思った

 結局、胃、脾臓を全摘し、周囲のリンパなども全て除く通常の倍の5時間程という大掛かりな手術となり、輸血直前で止血できた、と後で聞いた。
 
<郭林新気功の良さ(その1)>
 外科で「がん」と言われなかったのは、私が入院する半年ほど前に「がん」であることを悲観して外科病棟から飛び降り自殺をした方がいたからと後で聞いた。
 郭林先生は、毎朝、自然行功など練功することが大切と強くいう。
『道は開ける』には、第一に『今日、一日の区切りで生きよ』とあるが、今日、新しい朝に自然行功などすることで、『自分の力でがんを克服していこうとする前向きな精神(伊丹先生)』が培われることがまず郭林新気功の良さと思う。
 郭林新気功を知るまでは天命に従おうと思っていた。
(その1)完、次回(その2)へ続く(マル夫)) 

2024年9月14日土曜日

郭林新気功の良さ:(初めに)(がん宣告から手術入院決定まで)  (マル夫)

 がん宣告まで
 41歳(1990年)の初夏、毎日のようにお腹の上に重石を置かれる不愉快な夢を見るので、勤務先の健康管理センターで成人病検診を1年早めて行って頂いた。 
 その結果、私は要精密検査と判定され、近くの大学病院の消化器内科を受診したところ、大きな胃潰瘍があるので入院して手術が必要と診断された。

 胃腸の病気の本には手術が必要な胃潰瘍は激しい腹痛があると書いていたので、私は医師に「激しい腹痛はなく手術する必要はない」と抵抗した。

 しかし、最終面談の日、医師から「がん細胞が検出されている、
 がんは相当進行しており、あと半年放置すると手術ができなくなり、1年放置すると命の保証はできない」と通告された。

 「がん細胞検出」の言葉に頭をガーン!とフライパンで叩かれたような衝撃を感じた。
 


 思い返すと4年前に、別の病院で胃にポリープがあるが、がん性のものではないので手術は不必要と診断されていた。
 その後、地方の分身会社(量産工場)に出向して働いていたのですっかり忘れていた。

 あのポリープががんになったのだと理解した。地方に出向中にも年1回の検診は受けていたが、検査機器、人材などのレベルが低いためか?がんが見落とされていたと思った。

手術入院決定まで
 急ぎの入院と手術が必要なのは理解できたが、今の病院で良いのだろうか?

 若い頃から歯が悪く、歯科医師の治療を受けたが色々苦労し、腕の立つ医師に手術をして頂ける重要性を痛感していた私は、
 懇意にして頂いている同郷の高名な医師(以下A先生と記載)の自宅に電話して状況を報告し、適切な病院の紹介をお願いした。

 意外にもA先生の返事は「今の病院で良い」とのことだったので、すぐに入院することにして会社の上司には胃がん手術のための入院と率直に伝えた。

  (初めに)完:次回(その1)へ続く(マル夫)

追伸:次回の投稿は9月21日(土)あたり。

2024年9月7日土曜日

「郭林新気功の良さ」のブログ新連載に当たって(マル夫)

  東京教室ブログ管理人のマル夫です。
 昨年(2023年)の暮れ、郭林新気功の30年功賞を受賞する際に、まるこ講師から頂いた「希望在心中 生命在脚下」を示し、
郭林新気功はがんを治すだけでなく仕事と人生のパフォーマンスを最大化する究極の健康法と感じている」と述べました。

 これはコロナ禍で高齢者は外出等を避けよという時期に「人込みは避けて毎日1万歩ほど歩いた方が良い」と忠告していた高齢の知人から、
「まさにご指摘の通り」と下記の本を紹介されてそのキャチコピーをもじったものです。

『1日1万歩を続けなさい』2023年10月初版 ダイヤモンド社 大谷義夫著         

(TV朝日の「コロナ」解説等で有名だった呼吸器内科医)

 大谷先生は世界最新の82の論文から、歩行が体に良いことは勿論、心にも良く、頭脳にも良いことを述べ、『歩行は仕事と人生のパフォーマンスを最大化する究極の運動』と結論づけています。

 先ほど、「郭林新気功は仕事と人生のパフォーマンスを最大化する究極の健康法」と述べました。
 こう言える理由としては、マル夫は34年前、41歳(1990年)の秋に重度の胃がんで胃や脾臓などを全摘出され、その後、歩行(1日1万歩)は今日に至るまで実践しています。

 さらに、手術の3年後(1993年)に郭林新気功に出会う前にヨガ教室、一般の気功教室にも通っており、ヨガはその後も続け、効果も体感しております。

 また胃全摘後、一昨年73歳まで仕事を続けており、仕事、生活に対する郭林新気功の効果も種々実感しています。

 昨年『三心だより』に「郭林新気功の良さ」というタイトルで連載しましたが、
 字数制限の関係で丁寧な説明ができなかったことや「仕事と人生のパフォーマンスの最大化」などはがんからの健康回復が出来た後の話で、
 このブログの読者の方々は、まず自らの健康回復が当面の課題という方が多いのではなかろうかとも思っています。

 そこで、郭林新気功を始める前からの自身の体験に即して連載を始めます。
(マル夫)

2024年9月1日日曜日

三心だより2024年9月号(P子)

 三心だより2024年(令和6年)9月号

Sunさん(京都教室)
しみやんさん(京都教室)
題字 のいちゃん(三心会)
のご協力を頂きました。

みなさまありがとうございました。

追記:字が読みにくい場合は、お手元で拡大したり縦横を変えるなどしてください。

スマホで見る場合(モバイル版)では9月号の画面をタップ(叩く)などして画面を大きくするとお手元で拡大できます。
 ( P子)