2024年9月14日土曜日

郭林新気功の良さ:(初めに)(がん宣告から手術入院決定まで)  (マル夫)

 がん宣告まで
 41歳(1990年)の初夏、毎日のようにお腹の上に重石を置かれる不愉快な夢を見るので、勤務先の健康管理センターで成人病検診を1年早めて行って頂いた。 
 その結果、私は要精密検査と判定され、近くの大学病院の消化器内科を受診したところ、大きな胃潰瘍があるので入院して手術が必要と診断された。

 胃腸の病気の本には手術が必要な胃潰瘍は激しい腹痛があると書いていたので、私は医師に「激しい腹痛はなく手術する必要はない」と抵抗した。

 しかし、最終面談の日、医師から「がん細胞が検出されている、
 がんは相当進行しており、あと半年放置すると手術ができなくなり、1年放置すると命の保証はできない」と通告された。

 「がん細胞検出」の言葉に頭をガーン!とフライパンで叩かれたような衝撃を感じた。
 


 思い返すと4年前に、別の病院で胃にポリープがあるが、がん性のものではないので手術は不必要と診断されていた。
 その後、地方の分身会社(量産工場)に出向して働いていたのですっかり忘れていた。

 あのポリープががんになったのだと理解した。地方に出向中にも年1回の検診は受けていたが、検査機器、人材などのレベルが低いためか?がんが見落とされていたと思った。

手術入院決定まで
 急ぎの入院と手術が必要なのは理解できたが、今の病院で良いのだろうか?

 若い頃から歯が悪く、歯科医師の治療を受けたが色々苦労し、腕の立つ医師に手術をして頂ける重要性を痛感していた私は、
 懇意にして頂いている同郷の高名な医師(以下A先生と記載)の自宅に電話して状況を報告し、適切な病院の紹介をお願いした。

 意外にもA先生の返事は「今の病院で良い」とのことだったので、すぐに入院することにして会社の上司には胃がん手術のための入院と率直に伝えた。

  (初めに)完:次回(その1)へ続く(マル夫)

追伸:次回の投稿は9月21日(土)あたり。

4 件のコメント:

  1. マル夫さん
    連載投稿ありがとうございます。がん宣告から入院までのことを鮮明に覚えておられることにびっくりしました。
    郭林新気功を心底愛しておられるマル夫さん、30年越えのシシフーは、心身が緩んでとっても気もち良さそうで羨ましいくらい。
    次回の投稿が楽しみです。

    ニックタンさん
    教室報告、とてもありがたかったです。一息つかれてのまたのご登場をお待ちしてますね。

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    1. まるこさんへ
       1980年(31歳)の頃から、当時の先輩のアドバイスに従って今日まで3年連用当用日記に出来事を書いており、年頭には人生15年~20年見通しと昨年の反省、新年の目標などを書いてきました。今回の連載は当時の日記も読み返して書いています。

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  2. マル夫さん
    「郭林新気功の良さ」のブログ新連載ありがとうございます。
    1回目、2回目を拝読させていただきました。
    がん宣告から、今はお元気なマル夫さんへの歩み楽しみにしています。

    ニックタンさん
    今までお教室報告をありがとうございました。
    お疲れさまでした。

    ユーモアにとんだ文章、ためになる情報と毎回楽しみに拝読していました。
    ユーモアにとんだニックタン節の投稿を楽しみにお待ちしていますね。

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    1. リク丸さんへ
       まるこさんへの返事に書いたような連載なので、リク丸さんのお話ほどドラマチックにはならない感じがする点、ご承知下さい。

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