今日は三心会の後でいつもの「喫茶タイム(希望者参加)」の替わりに最初の「お話し会」が開催され、リク丸講師がお話をされた。
最初に三心会の様子を簡単に述べてから「お話し会」について述べる。
Ted講師の体操、リク丸講師の自然行功の後、休息。
多くの方がマットを敷いて気分良さそうに横になっており、マル夫もそうした。
休息後グループ分けが示され、1階で吐音功(ぱぴ子講師)、6階で昇降開合(P子講師)と自然行功(リク丸講師)の3グループに分かれた。
6階ではKazzy講師やたんぽぽ講師などもときおり会員の方々にアドバイスをされていた。
また、終りごろ1階に行くと吐音功の声が外まで響いており、皆さん気分が良さそうだった。
(6階から見た屋外の景色)
<「お話し会」でリク丸講師のお話を聞く>
「お話し会」は3時過ぎからまるこ講師の司会・進行で始まった。
リク丸講師が30分ほど時間を頂いてご自身のお話を始めた。
今から22年前の2002年、4月に子宮筋腫の手術をする予定が同年の11月になり、この間に体調が悪化した。
11月の手術後、これで開放されると思っていたところ、卵巣にも転移していた悪性の子宮平滑筋肉腫と告げられ、部屋を出ると一人では歩けなくなり主人の腕につかまった。
当時は効果的な治療法もなく、あまり効かないが抗がん剤はどうする?と聞かれてしない事にした。
悪性度が強いがんなので医師からは必ず再発すると告げられた。
治療もなく、外出する気力もなく、夜も眠れず、食べてもどんどん痩せていく日々…。
そんな時、姉のたんぽぽ講師から「家の中でじーとしていては駄目、お教室(三心会)にいらっしゃい」と言われて行くと「皆さん、本当にがん患者の方?」
皆さん方ががん患者とは思えないほど明るいのに驚いた…。
それからは家族の協力も得て、早朝練功、帰宅し家事の後や午後も練功、夜は脚棍功と気功づけの日々だった。
(始めは自然行功だけを日に3回、特快功を教わると特快功を家事の後や午後にも練功した)
姉とも一緒に舎人公園で練功もした。
子供達から「歩いているだけでがんが治るの?」と言われたが、夜は良く眠れるようになり、体重も増加して体力もついてきた。
同期の3人も22年経っても元気で康復会にいらっしゃっている。
曰く「お教室の温かい雰囲気、気場が良いのよね」との事。
「郭林、お仲間との出会いに感謝。そして私にとって気功、お仲間は宝物です。」
(実際のお話はあたかもご本人、家族、関係する医師等の動きや気持ちの変化が目に見え、感じられるほどに具体的、リアルだった。
その場で聞いていた全員が話に引き込まれて、自分たちも22年前、その場にタイムスリップしたようだった。)
リク丸講師のお話の後で質問もあり、先輩たちはありのままの想いを話した。
帰り際には、「またお話会を聞きたい」という多数の会員の方々の声や「私も自然行功をもっとやらねば」という新入会員の声も聞かれた。
今までがんが再発していないという貴重な体験談を伺うことができ、誰もが自分の中にある三心(「信心」「決心」「恒心」)をさらに強くする事ができたであろう実りの多い「お話し会」であった。(マル夫)
追記1:当日のお話会の参加者の方々へ、コメント(リク丸講師あて)、投稿などをして頂ければ幸いです。