12月7日(日)、最後の康復会、年功賞授与式・懇親会が開催された。
歩く気功郭林新気功を日々行うことによって健康を回復された10年功以上のベテラン会員の方々も多数参加されて、
午前中の限られた時間でしたが、有意義で皆様の心に残る会になったと思っています。
予定ではウーさん先生の号令の下で自然行功、休息後に授賞式ですが、今回が最後の康復会なので、
一期生で一昨年30年功賞を頂いたマル夫が、
授賞式の前にウーさん先生に30年以上の長きに亘って栃木県の足利市から2時間ほどかけて東京・築地まで郭林新気功の指導に来て頂いたことに感謝を述べさせて頂きました。
年功賞の対象者中、出席者は下記でした。
萬田紀子代表名の賞状をリク丸講師がウーさん先生に渡し、ウーさん先生が読み上げて受賞者の一人、ひとりに手渡した。
1年功 : コスメ王子さん、みやトラさん(三心会から出席)。
15年功: ノービーさん。
20年功: 禅寺丸柿さん。
受賞者には賞状の他に、まるこ講師が夫々の方の希望された文言をはがきに書いたはがき書や色紙をリク丸講師が渡し、
さらにお祝いの低温熟成玄米ごはん(銀の鈴販売)とウーさん先生が自宅から持参した柿をP子講師がお渡しした。
また、さまあ講師が受賞者一人一人に対してウーさん先生、P子講師、リク丸講師を交えて記念写真を撮った。
皆さんのうれしそうなお顔が印象的だった。
(受賞者の希望した文言が書かれたはがき書や色紙)
<懇親会>
出席者は、前述の方々の他に、ぱぴ子講師、まさぴーさん、九九さん、A.Tさんと、
ベテランの六元気んさん(2年前10年功)、みっちさん(2年前15年功)、 Keiさん、ミッチーばあばさん、ワコさん(3人とも3年前20年功)、ノースポールさん(萬田紀子代表の娘さん)の合計19人。
ウーさん先生の司会で懇親会が始まった。
1年功のみやトラさんは、ウーさん先生から示して頂いた、一つのことを絶やさず続けるという「行不断」を選んだとのこと。
同じく1年功のコスメ王子は「平常心」を選んだ。この言葉は、がんと聞いて頭がまっ白になったが、冷静に考えようという経験から選んだとのこと。
さらにご自身のがん治療に際して当初の病院の切除手術という方針に納得がいかず、別な病院も受診して温存療法を選択してよかったという話を具体的かつリアルにされた。
ウーさん先生が貴重なお話と感謝された。
15年功のノービーさんは「衆生所遊楽」を選ばれた。
悪性リンパ腫と告知され煩悶したこと、治療を受けて緩解したが、また1年後に再発したこと。
種々悩んで患者会にも入り、通常の抗がん治療と決別して、藁をもつかむ心境の時に三心会を知り入会して、郭林新気功を行ったことなどを話された。
健康を回復し、最近では手話を学んだ後、手話ダンスなどのボランティアを行ったり、歌唱法の無料講習会などに行ったりしていることなどを語った。
心の平安を保つことが、がんからの健康回復には大変重要など、ご自身のご経験から話された。
ノービーさんは来春1月8日で85歳になるとのこと、新しいことにチャレンジする生活態度と、前向きなご意見を率直に聞かせて頂けるマル夫が尊敬する先輩の一人です。
20年功の禅寺丸柿さんは、ウーさん先生に示して頂いた「気血流通百病不生:(万病を生まず)」を色紙に書いて頂いたとのこと。
ウーさん先生は、この言葉は紀元100年頃、三国志の時代の伝説の名医で、「五禽戯」(ごきんぎ) と呼ばれる気功法も世に出し気功家としても名声を得ていた華佗の言葉ですと説明された。
さらに禅寺丸柿さんは、ノービーさんの「心の平安」に関連して、
マル夫と同業他社に努め、1997年の株暴落、山一証券の経営破綻など不景気の影響を受けて2003年に到るまでリストラの嵐が吹き荒れ、従来の半分ほどの人数で同じ仕事をせざるを得ないという中、
職場では健康を害する仲間が多発し、ご自身も肺線がんを患ったと話された。
担当医から、がんになった原因としては前述の仕事上のストレスの影響が大きいと思われること、手術は終わったが有効な治療法がないので自分で対処してほしいと言われ、色々民間療法などを調べて行ったが、最終的に郭林新気功にたどり着き、康復会に入会したこと。
康復会ではウーさん先生から吐音功なども習って行ったことなどを生々しく具体的に話された。
マル夫は、戸隠合宿で同室となった際に、同じ業界の技術者としてこのお話以上の詳細なお話を種々お聞きしていたことを思い出した。
ウーさん先生は「初めて聞くお話、大変参考になった」と激賞された。
禅寺丸柿さんは控えめな方、年功賞授与式・懇親会なのでお話されたのか、とも思った。
マル夫は、健康が気になる同病のある会員に聞かせてあげたかった。
年功賞授与式・懇親会は、病と闘っている会員の方々を勇気づけると思った。
関連して2年前10年功の六元気んさんは、ステージ4の大腸がんが肝臓に転移、手術をする医師がいないという中、手術をしてくれる医師を見つけ、大手術、しかしその予後も悪く10年生存率7%という中、郭林新気功はじめできることをすべて行い、健康を回復して現在に至っていることなどを話された。
さらにご自身のご経験をもとに、必要であれば語り部として皆さん方にお伝えしたいということも述べられた。
また、先日、筋トレをするなかで腰を痛め、80を超えると気をつけねばと述べた。
「六元気んさんは血色もよく背筋もピンと伸びて80を超えているとは到底思えない」とウーさん先生が述べていたが、マル夫も全く同感。
六元気んさんもマル夫が尊敬する先輩の一人です。
時間の関係で、みっちさん(2年前15年功)、 Keiさん、ミッチーばあばさん、ワコさん(3人とも3年前20年功)ら郭林新気功で健康を回復したベテランの方々のお話は伺えなかった。
しかし、お会いしたマル夫には以前の年功式の際に伺ったことやブログに書いて頂いたことなどが頭に蘇ってきて、最後の康復会で会えたことに感謝した。
<終わりに>
三期講師養成講座終了後、郭林新気功の普及などの目的でkazzy先生からブログの立上を要請されブログ管理人などを行ってきたマル夫としては、郭林新気功協会が主催する東京教室(三心会・康復会)が閉会になることは大変残念でした。
しかし、三心会の会員有志の方々が中心となり新たな教室を立ち上げること、そして本日の康復会に参加された方のほぼ全員、
特に10年功以上のベテラン会員全員が新たな教室に入会されるご意向であることを伺い、大変うれしくなりました。
これもウーさん先生や本日参加された講師の皆様方、長年に亘り康復会会員の指導にあたられてきた、たんぽぽ講師などのご指導の賜物と思っており、改めてこれら講師の皆様方に感謝します。
さらに、年功賞授賞式・懇親会(コロナ前は茶話会と呼称)があるので康復会を退会できなかった私自身の経験などからも
萬田靖武初代代表が創設した年功賞授賞式・懇親会(茶話会)は素晴らしい制度と思っていることも述べさせて頂きます。
(マル夫)
追記:前述の10年功以上の方々の体験談ブログを以下に紹介(年功の長い順)。
ご自身の食事についても書いていただきました。
六元気んさんは最後になりますが、大変すばらしい。
時間のある方は最後まで読んでください。
(スマホでは下線部をタップ(たたく)などして下さい)
(K.Nさんは以前のブログネームです。)
(食事の記載はありません)
(六元気んさんが、ある会員の方の要望に応じて語られた内容に加筆したブログ)