体験談第2報原稿受付日 2019年9月6日
三心会会員―康復会会員(六元気ん)(男性)
病歴=初発 大腸がん、肝臓転移 (2013年 、70代前半、ステージ4 開腹手術)
8ケ月後 肝臓転移 (2014年 開腹手術)、
2年後 肺転移(2015年 1か所 胸腔鏡手術)
前書き
2019年3月に「
郭林新気功5年表彰までを振り返って(六元気ん)」を投稿しました。この内容について更に詳しく知りたいという三心会会員さんに面談説明をした際の資料に加筆したものが本体験談です。従って上記第1報の続報です。
(管理人追記:青字部分をクリックまたはタッチすると第1報が読めます。)
本文
7月下旬猛暑の中、4か月検診に行ってきました。検査のため片道2時間かけて朝食抜きで腹ペコで病院に行きました。一週間後の結果診察で異常なしとのことでした。
発病から6年たちましたが、結果を聞く瞬間はやはり緊張します。
今年8月26日付で国立がんセンターから「がん5年生存率」の統計が発表されました。それによると大腸がん4期の5年生存率は18.7%とのことでした。幸い私はこの中にいるわけですが、80%以上の方がなくなっているということです。
このような社会状況ですので、私が回復したことについて人は、「奇跡的だ」とか「信じられない」と言ってくれます。私の場合お医者さんは何も言わなかったが、かなり厳しい状況であったと思います。
この結果を聞いたとき私は大変な衝撃を受けましたが、私も家内もがんに対して「治らない」でなく「どのようにして克服か」という考えがありましたので、むしろ最悪の状態で「これからやるぞ」みたいな気分になりました。
そして家内が冷静であったことが救いでした。
これは一つには家内が二十数年前に乳がんになり、リンパ節に転移していたため右乳房を全摘したが、幸い今日に至るまで再発せず元気に暮らしていることにあります。
今と違いその当時は、がんの詳しい状況は本人に告知しませんでした。(病院にもよるかもしれませんが) 手術後の私への説明では、かなり進行している状況とのことでした。「本人には絶対言わないこと」と念を押されました。
本人は初期の乳がんだと思っていたようですが、入院期間が長くなるにつれ感づいていたようです。同時期に手術した部屋の仲間が悪くなってゆくのを見、これからどうすればよいか色々話し合いました。
当時の我が家はインターネットがなかったため、頼りは書籍と口コミでした。
この時に模索し、試行錯誤して郭林新気功を行うなどをした経験が今日の私の治療に大いに役に立っていると思います。
そのようなわけで私は退院したら郭林新気功をやろうと心に決めていました。三心会での気功の後で集合するレストラン・サイゼリアでの歓談の中で次の書籍を紹介されました。それは「がんが自然に治る生き方(原著名 Healing Cancer Naturally)」 ケリー・ターナー(Dr. Kelly Turner)著 長田美穂訳 プレジデント社 でした。
内容を説明すると長くなりますので興味があれば読んでください。簡単に説明すると、著者は、「劇的に寛解」についての医学論文を1,000本以上分析し、この人たちが行った9項目を挙げています。その9項目は後で示します。
この項目に「運動」がないのが不思議に思いますが、著者は本文の中で「当たり前のことなのであえて挙げなかった」と言っています。
私のことに戻りますが、この6年間色々なことを経験しました。参考までに私が日常的に行っているものを勝手に9項目に当てはめてみます。
◎印は著者の挙げた9項目、()内は私がやっていることを記入しました。これはあくまで私個人の思いです。
◎根本的に食事を変える(玄米野菜を中心にした食事へ)
◎治療法は自分で決める(枇杷の葉温灸、抗がん剤治療)
◎直観に従う(郭林新気功に参加する、無理な付き合いをやめる)
◎ハーブとサプリメントの力を借りる(サプリメントではないが漢方薬の服用)
◎抑圧された感情を解き放つ(郭林新気功、笑いヨガ)
◎より前向きに生きる(郭林新気功に参加する)
◎周囲の人の支えを受ける(郭林新気功)
◎自分の魂と深くつながる(座禅、郭林新気功)
◎「どうしても生きたい理由」を持つ(家族を支えたい)
のようなことですが、人それぞれ状況が異なると思いますので、何をやるかは「どうしてこのことが自分に良いのか」よく考え納得することが継続への力になると思います。
私がやっていることに何かご質問がありましたら、講師の先生を通じて連絡ください。
(六元気ん)