(注記)この前編は、萬田前代表語録(1)にありますので、初めて読まれる方は(1)を読んでからにしてください。
私たちは当初中国の董伯進先生から6年間に亘り郭林新気功を教わりました。
その董伯進先生は、以前直腸癌に罹り、郭林先生に新気功を習いました。
しかし、簡単な呼吸をして歩いて癌に効果があるとは、今ひとつ本気に信じられず、教室にも来たり来なかったり、日常やったり休んだりでした。
そうしたら肝臓に転移して、医師からあと1年と言われてしまいました。董伯進先生はあわてて郭林先生のところに駆け込みました。
「先生、私は医者にあと1年と言われたのです。郭林新気功をやっていたのに。郭林新気功で多くの人が良くなったのは知っています。しかし、私が死ぬのでは全く意味がないのですよ。まだ私が教わっていない効果のある功法があるのではないですか。それを教えて下さい。私を助けて下さい。」
しかし、郭林先生は「貴方みたいないい加減な人は私は知らない。気功など止めてしまいなさい。」と怒鳴りつけたのです。董伯進先生は腰が抜ける思いでした。
しかし、董伯進先生は次の日から一日3時間気功を始めたのです。3ヶ月もすると食欲が出てきたので一日4時間やりました。そして6ヵ月後、癌は半分になったのです。
董伯進先生は気を緩めず一日6時間やりました。勿論休息時間を含めてのことです。そして、1年後癌はきれいに消えてしまったのです。そうすると郭林先生のあの無情な言葉は何だったのでしょう。
あの言葉がなければ董伯進先生は死んでいたのかも知れません。あの一言は董伯進先生の命を救う愛の鞭になったのです。一見無情な言葉は董伯進先生の三心を見事に立て直すものでした。
郭林先生はそんなすごい事が出来たのです。
(萬田靖武)
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